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栽培風景 Scene

10月30日(金)

本日は、一部の畑の土を休ませるため、新たな場所へのハッカ植え替え作業です。

まずは新たに植え付けるためのハッカの根を得るため、来年お休みする畑を掘り起こし、そこから根を集めていきます。

白くて生き生きとした根を選び、カゴいっぱいに集めました。
ひとしきりハッカの根を集めたら、いよいよ耕した新たな土地に植え付けていきます。

ある程度の長さの根を、一本一本直線に置いていき…、その後から土を被せながら進んで行きます。

新しい土地にしっかりと根付くように、丹精こめて一歩一歩。

カゴいっぱいに集めた根も全て植え付け、無事作業終了です!
これから秋も終わり、厳しい冬の季節を迎え、そして暖かくなった来年の春には、また元気な芽を見せてくれます。

9月28日(月)

さて、いよいよ本日から数日間かけて、ハッカ油の蒸留作業を行っていきます!

先日からはさがけをしていたハッカをコンテナに積み込みこんでいきます。しっかりと乾燥して良いコンディションのハッカです。

どしどしコンテナに積み込んだハッカを畑近隣の蒸留小屋へと運んでいきます。

三つのコンテナでおよそ300kg分のハッカが入っており、これを蒸留釜へ投入していきます。

釜の中に入り、投入されたハッカを踏み込んで詰めていきます。地味な作業に見えますが、これがなかなか大変な作業です。

釜いっぱいにハッカを詰め込み、フタを閉めて、下から高温の水蒸気を上げていきます。
ここからおよそ2時間ほどかけ蒸留します。その間は次の蒸留に向け、先ほどのコンテナ積み込み作業を行います。

作業のあいだを見計らって、蒸留状況を点検。ハッカが詰まった釜を通った蒸気が冷やされ、水とハッカ油の混合液が出てきます。
混合液をおたまですくいあげ、ハッカ油の抽出加減を目視で確認できます。輪っかに縁取って見える部分がハッカ油です。 このハッカ油の輪っかがほぼ無くなると、蒸気を止める頃合いです。

蒸気を上げてからおよそ2時間後。分水器にて水とハッカ油を分け、ハッカ油だけを採取します。
今年もバッチリと良いハッカ油がとれました!

9月12日(土)

本日、晴れ晴れとした空のもと、ハッカの刈取りを行いました!

今年は、試行錯誤を繰り返しながら開発された念願のハッカ刈取り機が出動!刈取りの作業効率が一気にレベルアップしました。
刈取り機が拾いきれないハッカは、手鎌でサクッと刈取り。

同時進行で、刈り取ったハッカをはさがけしていきます。
この状態で2週間ほど置き、ハッカをよく乾燥させて次の蒸留作業へと移ります。刈取り作業お疲れさまでした!

8月17日(月)

8月に入り、背丈は50~60cm程になりました。葉も増え、少しずつ畑がハッカ色に染め上ってきました。

例年より1週間ほど成長が遅れていますが、まだまだこれから。来月の刈り取りまで成長を期待します!

そして本日は、明治大学経営学部藤江ゼミの学生の皆さんが畑を訪問。

天候は曇りで肌寒い気温の中、学生の皆さんは一生懸命手作業での草取りを体験してくれました。

7月14日(火)

気温の低い時期が続きましたが、北海道北見市もいよいよ真夏日和になってきました。

雨もほどよく降り太陽の光を浴びて、育ち盛りのハッカたちです。

5月25日(月)

今年の5月は気温の上がり下がりが激しく、不安定な天候でしたが、ハッカは元気に芽吹いています。