Menu

北見の叙景 Scenic from Kitami

秋

本沢牧場の展望台からは、赤く染まる空と広大な丘陵地が織りなす幻想的な朝の目覚めの景色が見られます。

朝日に照らされて丘陵地が黄金色に染まる瞬間は、どこか哀愁を帯びながらも息をのむほど鮮やかです。

天然林に囲まれた富里湖では、ひんやりとした秋の空気の中で色鮮やかな木々を眺めながら森林浴を楽しめます。

品質の良さが認められている北見の白花豆は、秋につる刈りを行った後ニオ積で乾燥して脱穀・収穫します。

収穫後の玉ねぎ畑は、掘り起こされた土の香りと、ほんのりとした玉ねぎの甘く刺激的な香りが風に乗って漂います。

傾いた秋の日差しは、耕地のアゼに防風林の⾧い影を落とし、訪れる白い季節への静かな序曲を奏でます。

雑木林の足元を彩る草木は、オホーツクの厳しい冬を前に、敷き詰められたステンドグラスのような輝きを放ちます。

オホーツクの秋風が吹く常呂の丘の上には、1本のイタヤカエデがどこかもの悲しくも凛と佇みます。

北見で見られる秋のオオハクチョウは、収穫を終えた広大な畑に、白く気高き姿を美しく浮かび上がらせます。

北見のピアソン記念館は、秋の深まりとともに周囲の自然と美しいコントラストを描きます。

Photography and text by 若林 修

写真家 若林 修(わかばやし おさむ)  県立浦和高校、東京藝術大学卒                                     

 

※本文並びに写真の無断転載を禁止する